不妊治療で行う検査は、1日で終了!!ではなくて、周期に合わせて行います。
はじめて診察に行く人は、いよいよ病院デビューを参考にして下さい。
私のはじめての診察は、周期12日目でした。

月経期

* 月経血培養検査【月経の一番多い日】

性器結核の有無を調べる検査の事です。

* ホルモン検査(LH-RLテスト)【月経3〜4日目】

低温期(卵胞期)

* 子宮卵管造影検査【卵胞期初期】

子宮口から造影剤を注入した後、X線撮影で卵管の通り具合や子宮の形を見る検査です。
一般的に卵管がつまっていれば激痛であると言われています。
でも、造影剤の種類によっても痛さは違ってくると思います。
造影剤には油性のものと水溶性のものがあります。
私の場合、油性の造影剤で検査すると、卵管につまりはなかったけれど激痛でした。
転院後の病院で水溶性の造影剤で検査すると、痛みはなかったです。
治療にもなります。
子宮卵管造影検査のあとはゴールデン期間と呼ばれて、卵管が通って妊娠しやすくなると言われています。

* 卵管通気・通水検査【卵胞期初期】
子宮口から二酸化炭素などのガスや生理食塩水などの液体を通して、卵管が詰まっていないかを調べる検査です。
卵管の詰まりをとるための治療にもなります。
子宮卵管造影検査の方が確実に卵管の状態が分かります。

* 子宮鏡検査【卵胞期初期】
子宮内に内視鏡を入れて中の様子(子宮筋腫・子宮奇形・癒着など)をモニターで観察する検査です。
小さなポリープは、この検査の時に取り除くことが出来ます。

* 腹腔鏡検査(ラパロ)【卵胞期初期】
おへその下を1〜2cm切開して、そこから内視鏡を入れて中の様子を直接観察する検査です。
全身麻酔のため入院が必要ですが、超音波検査などと違って、子宮や卵管・卵巣などを 直接観察できるので、今まで分からなかった原因が分かることが多いです。
軽い癒着なら、この検査の時にはがす事ができます。
検査後、半年ぐらいが妊娠しやすいようです。

* ホルモン検査(E2・LH・PRL)【卵胞期中期】

* 超音波卵胞測定【後期〜排卵まで】
経腟プローブという検査器具をつかって超音波で卵胞の大きさや子宮内膜の厚さなどを測定して排卵を予測します。

排卵期

* 頸管粘液検査【排卵直前】

排卵期に頸管粘液の量と質を調べる検査です。
子宮頚管粘液が正常に出ているかや排卵日の予測等ができます。

* ホルモン検査【排卵直前】

* フーナーテスト【排卵直後】
排卵の頃に性交をして、3〜12時間後に頚官粘液の中で精子が泳いでいるかを調べる検査です。

高温期(黄体期)

* 子宮内膜日付診【黄体期中期】

高温期の子宮内膜を採取して組織を検査する事です。
成熟のズレがないか?
排卵後の日数と採取した子宮内膜の状態とが一致しなければ、黄体機能不全が疑われます。

* ホルモン検査(E2・PRG)【黄体期中期】

時期を問わない検査

* 膣内細菌培養検査

* クラミジア感染症検査

* 子宮がん検査

* 抗精子抗体検査

女性が精子に対する抗体を持っていると、体の中に入ってきた精子の動きが封じられて、子宮内に進入できなかったり、受精できなかったりする可能性があります。
その抗体ができているかを調べる検査です。

自宅で行う検査

* 基礎体温

* 排卵検査薬

* 妊娠検査薬

男性が行う検査

* 精液検査(3〜5日ほどの禁欲)

精液量・精子数・精子運動率・精子奇形率・白血球数を調べる検査です。
3〜5日ほどの禁欲期間をおいて、容器にマスターベーションで精液を入れます。
病院で採取するところや、自宅で採取するところがあります。
自宅で採取した場合、冷やすと精子が死んでしまうので、体温程度の温度にして採取後2時間以内に病院に持っていきます。
※ 精子を殺してしまう成分が塗られたものがあるため、コンドームは使用しない事。
体調によって変化するので、1回の検査結果が悪くても原因だと確定は出来ません。

* 精巣検査
無精子症と診断された時に行う検査です。
局所麻酔などをして精巣の組織の一部を切除して、顕微鏡で調べます。
精液検査で無精子症と診断されても、この検査で精子がみつかる事もあります。

* 精巣精管造影検査
精巣でつくられた精子が正常に運ばれているかを調べる検査です。
局所麻酔で陰のうを1cmぐらい切開して、精管に造影剤を入れてX線で撮影します。

* ハムスターテスト
ハムスターの卵子を使って、精子が受精できるか調べる検査です。
受精能力によって、治療法(人工授精体外受精・顕微受精)を検討します。