ホルモンの分泌異常などで排卵がちゃんと起こらないことを排卵障害と言います。
妊娠のしくみを知る排卵日・妊娠しやすい日を知るも参考にして下さいね。
精子と受精するための卵子が排卵されないので、妊娠できません。
基礎体温測定・ホルモン検査・超音波卵胞測定などで分かります。
不妊治療で行う検査も参考にして下さい。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)

卵巣の表面がかたいために、中の成熟した卵子が外に飛び出せない事です。
成長した卵子がたくさん出来てしまうので卵巣が腫れてしまいます。

[治療法]
排卵誘発剤を内服します。
排卵障害の中でも、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の人は排卵誘発剤の副作用が
強く出てしまう事があるので注意が必要です。
腹腔鏡手術でかたくなった卵巣の表面を焼く方法もあります。

卵巣の機能低下

卵胞が成熟してくると増えるエストロゲンが増えないために
排卵が起こらなかったり、排卵までに時間がかかったりする事です。

[治療法]
排卵誘発剤を使用します。
それでも排卵が起こらない場合は、カウフマン療法を行います。
カウフマン療法を受けるも参考にして下さいね。

高プロラクチン血症

乳汁分泌ホルモン(プロラクチン)が脳の下垂体から多く分泌されている事です。
プロラクチンが多く分泌されていると、体が「妊娠した状態」だと勘違いして
排卵が起こりにくくなります。
普段は正常なのに、ときどき分泌が増加する潜在性高プロラクチン血症もあります。
まれに、乳汁分泌ホルモンを産生する脳下垂体腫瘍が見つかる事があります。

[治療法]
プロラクチンの分泌を抑える薬を内服します。
プロラクチン値が正常になっても排卵しない時は、排卵誘発剤を使用します。
脳の下垂体腫瘍が原因の時は、薬や脳神経外科で手術を受けます。

黄体化未破裂卵胞症候群(LUF)

通常、排卵が起こると卵胞は黄体化して、そこからプロゲステロンが分泌されて
基礎体温が高温になります。
黄体化未破裂卵胞症候群(LUF)は、排卵が起こっていないのに黄体が形成される事です。
そのため、排卵が起こっていないのに排卵検査薬で反応が出たり、基礎体温が高温になります。

[治療法]
診断には超音波検査が必要です。
排卵誘発剤を使用します。
不妊治療で行う検査も参考にして下さいね。

肥満やダイエットによるホルモンの分泌異常

体重管理をするも参考にして下さいね。

[治療法]
肥満やダイエットが原因と思われる場合は、体重調節から始めます。
それでも排卵が起こらない場合は、排卵誘発剤を使用します。